廣田忠雄🦋山形大学🐼理学部🦚生物🐾

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カテゴリ:その他 > アプリ

閲覧数制限で、twitterユーザーが騒がしい今日この頃。
Meta社がリリース時期を早めた「Threads」アプリに注目が集まるのは当然。
まだ利用者がtwitterに及ばず、フォローしたアカウントが限られるので、慌てて始める必要はない。
また、threadsアカウント抹消時には、紐づけたInstgramアカウントも消失してしまうので、その点は慎重に。

「Threads」に関するネット記事も散見されるが、日本語でのカタカナ表記が若干気になる。
自分が見た限りは、全て「スレッズ」表記。
「Th」は無性音θなので、「ス」表記は本来の発音から遠のかせる原因になるが、一番近いのが「ス」なのも事実なので諦めよう。
しかし、単数形の「thread」は「スレッド」ど表記するが一般的。
ならば、複数形の「threads」を「スレッヅ」ど表記する方が、一貫性があるのでは?
日本人のカタカナ英語力にザワザワ。
まぁ、発音が同じならどっちゃでもいいっちゃ、いいんですが...


学生が登校禁止なので、研究室ゼミもテレワーク。
ZoomGoogle Meet の活用のしどころですが、肝心のWebカメラは入手困難。
そこで手持ちの機器で乗り切る道を模索。

1. ノートPCは、Google Meet が手軽で便利
Webカメラを購入せずとも、割と古いノートPCでも、カメラとマイクは標準装備。
ただし、ちょい古PCだと、起動ディスクがHDDだったりして、Windows 10 は重すぎます。
最新のメインマシンはSSDなので快適だけど、こちらは作業をしたいので、会議画面に専有されたくありません。
そこで、ちょい古PCに Lubuntu をインストール。
Lubuntuなら、HDD起動でも割と快適。
Linuxは使える商用ソフトが少ないのが弱点ですが、クロスプラットフォームなフリーウェアも多く、主要なブラウザならWinodws/Mac版と同じ使用感です。
なので、Google Chrome さえインストールされていれば、即使える Google Meet がめっちゃ便利。
参加者がGoogleアカウントを持っている必要こそありますが、山大の教員と学生は学内メールアドレスで、G Suiteにログインできるので無問題。
Gmailにログインして、会議を開始し、参加者にメールを送れば会議成立。
予め連絡しておかないと、Gmailに気づいてもらえませんが、そこらへんは Zoom も一緒。
勿論、Linux でもClientアプリをインストールすれば Zoom は使えます。
ですが、Google Meet があまりに手軽なので、Zoomの方はまだ試用しかしていません。



2. Zoom は Fireタブレットが快適
上記のように、ゼミは Google Meet で行ってますが、学内会議が Zoom で行われることもあります。
その際便利だったのが、Fireタブレット (Fire HD 8)。
勿論、iPhoneでもいいんですが、そちらは電話や他の目的に使いたい。
なので、あくまでサブマシンの Fire HD 8 が Zoom クライアントになったのが便利でした。
アプリ(Zoom Cloud Meetings)は、インストールも使用法も簡単。
マニュアルなしでも、直感的に使えました。
Fireタブレットは、スピーカーが高音質なのもウリ。
会議の音声が、とても聞き取りやすかったです。
ただAmazon製品は、標準の状態だと、ライバルのGoogle関連のアプリが使えないのが玉に瑕。
裏技もあるのですが、リスクがある非推奨な使用法なので、まだ試していません。




上記の記事を実践した例です。
USBコンデンサマイクを用いてナレーションを録音したPowerPointファイルを、ビデオとしてエクスポートしました。

これを以下のコマンドで圧縮すると、
ffmpeg -i input.mp4 -an -c:v libx264 -r 10 -crf 28 -tune stillimage -preset veryslow temp.mp4
ffmpeg -i input.mp4 -vn -ac 1 -af "afftdn=nt=c:bn=tn|om=o,dynaudnorm" temp.wav
qaac --threading --he -a 32 temp.wav -o temp.m4a
ffmpeg -i temp.mp4 -i temp.m4a -c:v copy -c:a copy output.mp4
ファイルサイズが、1,761KBから221KBまで、データダイエットされました。


PowerPointでナレーションを付けて、ビデオ形式でエクスポートすると、地デジ品質に変換されるようですね。
ただ、静止画中心の画像に 30fps も 1Mbps も無駄。
音声だって 192Kbps (AAC-LC) も要らない。
radikoらじる☆らじるの 48Kbps (HE-AAC) で十分。
て事で、以下のコマンドで不可逆圧縮しました。

ffmpeg -i input.mp4 -an -c:v libx264 -r 10 -crf 28 -tune stillimage -preset veryslow temp.mp4
ffmpeg -i input.mp4 -vn -ac 1 -af "asplit[a][b],[a]adelay=32S|32S[a],[b][a]anlms=order=128:leakage=0.0005:mu=.5:out_mode=o,dynaudnorm" temp.wav
qaac --threading --he -a 32 temp.wav -o temp.m4a
ffmpeg -i temp.mp4 -i temp.m4a -c:v copy -c:a copy output.mp4

ファイルサイズは、元々の563MBから、20分の1程度の31MB(画像34Kbps,10fps, 音声モノラル32Kbps)までデータダイエット。
アニメーションを多用せず、ポインタの動きを記録していない場合は、fpsをもっと下げて、更ならるサイズダウンが可能かもしれません。

また、USBコンデンサマイクでナレ録りしたら、思った以上にノイズを拾わないので、音声部分が加工され過ぎない、以下のコマンドの方がベターかもしれません。

ffmpeg -i input.mp4 -vn -ac 1 -af "afftdn=nt=c:bn=tn|om=o,dynaudnorm" temp.wav

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