Mii+Ka75+DontGo有性生殖には、オスとメスの協力が必要です。

オスもメスも、交尾相手なしには子供を残せません。

しかし、交尾に伴うオスとメスの行動は、必ずしも協力的とは限りません。

メスは交尾した後、産卵や出産に多大のエネルギーを消費するので、一旦交尾するとしばらくは交尾を受け入れらなくなるメスが多いです。 

一方、オスがメスに渡す精子は、生産にたいして労力を要しないので、毎日でも交尾可能です。

特にオスが子育てに参加しない生物では、交尾した相手の数に比例して、オスの子供は増えていくと予想されます。

結果的に、交尾可能な状態のメスが少ないわりに、交尾可能なオスが多くなるため、性比は1:1でも、交尾可能な個体に限った性比はオスに偏ります。

結果的に、オスは交尾相手を獲得する際にライバルが多く、激しく競争しなければならない状態に陥りやすいです。

一方、交尾可能な状態のメスにとって、交尾相手の候補はたくさんいることになります。

なので、メスは言い寄ってくる複数のオスから、よい相手を選ぶ余地ができます。

結果として、クジャクのように、メスは比較目立たない感じなのに、オスにはきらびやかな飾り羽根が進化したのではと考えられています。

この仮説に当てはまる事例はたくさんあり、3年時に開講される『行動生態学』で時間が許す限り紹介しています。